ウヨクのつぶやき(旧観察台湾)

元々は台湾の政治、文化、芸能など、台湾ネタを扱っていましたが、今は気ままな浪漫派ウヨクの思いつきを書いています。たまに、台湾にも触れていきたいです。

カイロ宣言

「中央研究院」…。

 
ご存知の方もおられるかもしれませんが、台湾の最高学術研究機関で、1928年に大陸の南京で設立されました。なので厳密に言うと中華民国の最高学術機関でしょうか。現在は台北にあります。南港という、中心部からは若干離れた場所です(詳細を知りたい方は、Wikipediaにも日本語で「中央研究院」の記事があります)。
 
 
 
唐突でしたが、この中央研究院には様々な研究セクションがあり、各セクションごとにホームページがあります。
 
 
 
私も時々ホームページを覗いてみるのですが、その中でも「近代史研究所」(中国近代史です)と、「台湾史研究所」のホームページにはよくお世話になっています。特に近代史研究所のホームページでは論文や一部書籍を無料でダウンロードできるので、大変重宝しております。
 
 
近代史研究所のホームページのトップに「毎日一圖」というコーナーがあり、日替わりで珍しい資料が公開されています。中国史にあまり興味はないが、日本近現代史が好き!という方でも、なかなか楽しめるものがあると思います。
 
 
最近面白かったものから、ひとつご紹介。
 
↓↓↓↓
~米軍が台湾に投下したカイロ宣言~
 

f:id:shinkichi0202:20141109183853j:plain

 
 
1943年12月3日、「カイロ宣言」が公表された。カイロ宣言は第二次大戦中、同盟国の首脳による重要な会議の一つであり、「カイロ宣言」の法的地位については今でも争いがあるが、国家指導者がはじめて国際的なサミットに参加した事の意義自体は疑いもなく中国近代外交史上の突破点である。
 
↑↑↑↑
 
 


中央研究院近代史研究所 Institute of Modern History, Academia Sinica

 
 
 
 
ところで文中の「争い」というのは何かと言いますと…
 
 
カイロ宣言では以下の通り、中華民国に台湾を返還すると明示されています。戦後のサンフランシスコ平和条約で、日本は台湾の主権を放棄しました。しかし、サンフランシスコ平和条約、その後締結された日華平和条約では、台湾を誰に返還するかが示されていません。(サンフランシスコ平和条約第二条b 日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する。)
 
 
台湾独立派の人々の一部は、これを論拠の一つとして「台湾地位未定論」を唱えます。つまり、戦後台湾の法的地位は未定のままであるから、台湾は中華民国の一省として中国に復帰した(「光復」)わけではない、という風に中国と台湾を離して考える論理のようです。
 
 
そこで、カイロ宣言は法的に果たしてどういう意味を持つのか、が争いとなるようです。カイロ宣言がただの雑談記録に過ぎないならば、台湾の主権はやはり明示された形では、どこにも復帰していない、返還されていない、ということもできるからです。
 
 
ちなみに、独立派の友人との何気ない会話の中で、私が、「光復後の台湾は…」と言ってしまったことがあります。すると彼は、「光復じゃない、戦後の台湾は、と言ってくれ!」と、冗談混じりに怒ってました(笑)
 
 
 
参考
 
ローズヴェルト」大統領、蒋介石大元帥及「チャーチル」総理大臣ハ、各自ノ軍事及外交顧問ト共ニ北「アフリカ」ニ於テ会議ヲ終了シ左ノ一般的声明ヲ発セラレタリ
 
各軍事使節ハ日本国ニ対スル将来ノ軍事行動ヲ協定セリ
三大同盟国ハ海路陸路及空路ニ依リ其ノ野蛮ナル敵国ニ対シ仮借ナキ弾圧ヲ加フルノ決意ヲ表明セリ右弾圧ハ既ニ増大シツツアリ
三大同盟国ハ日本国ノ侵略ヲ制止シ且之ヲ罰スル為今次ノ戦争ヲ為シツツアルモノナリ右同盟国ハ自国ノ為ニ何等ノ利得ヲモ欲求スルモノニ非ス又領土拡張ノ何等ノ念ヲモ有スルモノニ非ス
右同盟国ノ目的ハ日本国ヨリ千九百十四年ノ第一次世界戦争ノ開始以後ニ於テ日本国カ奪取シ又ハ占領シタル太平洋ニ於ケル一切ノ島嶼ヲ剥奪スルコト並ニ満洲、台湾及澎湖島ノ如キ日本国カ清国人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民国ニ返還スルコトニ在リ
日本国ハ又暴力及貧慾ニ依リ日本国ノ略取シタル他ノ一切ノ地域ヨリ駆逐セラルヘシ
 
前記三大国ハ朝鮮ノ人民ノ奴隷状態ニ留意シ軈テ朝鮮ヲ自由且独立ノモノタラシムルノ決意ヲ有ス
右ノ目的ヲ以テ右三同盟国ハ同盟諸国中日本国ト交戦中ナル諸国ト協調シ日本国ノ無条件降伏ヲ齎スニ必要ナル重大且長期ノ行動ヲ続行スヘシ」
 
 

 

台湾の法的地位 (1976年)

台湾の法的地位 (1976年)

 

 

 

台湾の政治―中華民国台湾化の戦後史

台湾の政治―中華民国台湾化の戦後史

 

 

 

アジアの孤児 (1973年)

アジアの孤児 (1973年)

 

 

台湾と香港と中国

台湾の中国時報のコラムをご紹介。

 
 
最近ではあまり報道で目にしなくなりましたが、香港でのデモの様子が一時新聞紙上をにぎわせていました。またご記憶がおありの方もいらっしゃるでしょうが、台湾でも今年、学生による国会占拠がありました。
 
 
下記でご紹介するコラムは、民主主義(議会主義?自由主義?)とは何なのか、香港と台湾の学生運動をどう考えるか、またそれに直面する中国はいかに香港、台湾と向き合うかについて、おそらくは目前に迫る台北市長選挙を念頭に論じています。
 
 
↓↓↓↓
 
~台湾に自信なし、香港に忍耐なし、大陸は寛容を要する~
 
陳長文(法学教授、弁護士)
 
「龍」は古代中国において皇帝を示すものであった。その隠された意味は、政府に対する民の期待である。「龍」の様に民の生活を安定させ、国と民とに安泰をもたらすもの、というわけである。今日の両岸三地域はそれぞれ異なる政府体制を有しているが、もし「龍」の比喩で言うならば、台湾、香港、大陸の三匹の龍にはどこに相違点があるか?
 
 
このトピックに入る前にひとつ故事を見てみよう。
 
 
強大な力を有する一匹の龍がいた。雨を降らせる能力を持っていたため、人々は龍を神と崇めた。人々はさらに神龍廟を建て、参拝の焼香は絶えることがなかった。長く干ばつが続き雨が降らないでいると、雨を振らせてくれるよう神龍を拝んだ。
 
 
しかし龍の力は大きく、人々のコントロールを受け付けなかったために、気分の優れない時には雨を多く降らせ、洪水をもたらした。龍の力に対する人々の想いは、愛憎半ばするものとなった。ある水害の後、人々は鎖で龍を縛り上げ、動けなくしてしまった。龍はついに、悪事をする能力がなくなってしまった。
 
 
まもなくして間伐が発生し、飢饉が訪れた。人びとはようやくまた神龍の廟へやってきて、神龍に拝んで雨を降らせてもらおうと考えた。すると龍は人々を見ながら、息も絶え絶えにこう言った。「こんな状態で、まだ雨を降らせることができると思うかね?」ここで読者にお尋ねしたい。もしあなたならば、神龍の鎖を解くだろうか?
 
 
政府制度を龍に例えてみると明らかになる。つまり、束縛を受けた龍が示すのは民主政治、権力分立下にある政府である。これは台湾に比較的近い。束縛を受けない龍が喩えているのは、党の「領導」の下にある政府である。これは比較的大陸に近い。前者は機能不全に陥る危険があり、後者には権力濫用のリスクがある。そして、香港やマカオは両者の中間にある。
 
 
各人各様の回答があるだろうが、私の選択は、束縛を受けた神龍だ。
 
 
民主制度の多岐にわたるコントロールは固より、政府が善いこと悪いことをなす能力を制限するものであった。しかしその更なる本質的義は、民主は「人民が主人となる」と同時に、「人民が責任を負う」という点にある。選挙の度に人々は悟ることになる。最終的に台湾のため責任を負うのは自分自身であると。
 
 
もしここ数年の大陸の経済的成果と台湾のそれとを対比して見るならばたしかに、台湾は大陸に及ばない。もし、両岸人民の政治に対する満足度を比較して見るならば、おそらく大陸人民の政治に対する満足度のほうが、台湾人民のそれよりも高いであろうと思う。
 
 
しかし、私が台湾の政治制度を選択する理由は簡単だ。
 
 
第一の理由は、よく知れ渡った決まり文句だ。経済成長の「価値」はいくらだろうか?2兆、3兆それとも10兆?しかし「自由の空気」に価値はつけられない。台湾の政府は確かに機能不全に陥る危険がある、それでも私達の一票一票で選出したのだ。政府の能力は批判を受けるものであるが、台湾は弱者保護、権力濫用の防止、自由権の伸長、などなどにおいて不断に進歩を続けている。
 
 
第二に、ニュースを見ると台湾は混乱と喧騒にみちみちており、毎日が世界の終わりのごとくである。しかし、テレビを消して新聞を閉じてみると、台湾には非常に落ち着いて静かな一面があるということに気づくだろう。至上の美しさでも善でもないけれど、確かに、小さな善良さや幸福が生活のあらゆるところに存在している。これが、束縛を受けた龍か拘束を受けない龍かの二者択一において、筆者が束縛を受けた龍を選ぶ理由である。
 
 
このような選択に照らしてみれば、台湾、香港そして大陸は3つの「心」を持たねばならないのだ。
 
 
台湾は、自分の政治制度に自信の心を持たねばならない。香港は、政治制度改革の追求において、忍耐の心を持たねばならない。大陸は、政治改革の提議に対して寛容な心を持たねばならない。
 
 
まず台湾の自信について言うならば、台湾民主の発展が遭遇する問題は、民主の質を上げることによって改善しなければならない。民主に特効薬はない。民主の結果は、民主によって矯正することができる。これは容易なことではない、だから堅い自信を持ってそれを促していかなければならない。
 
 
次に香港の忍耐について論じるに、筆者は香港が民主を追求する努力についてこれを支持している。しかし、さらなる忍耐が必要だ。特に、「民主のための闘い」を「反中国」の心情に変えてはならない。民主のための闘いには、大陸の民衆も、必ず声をあげて応援するということはないだろうが、少なくとも「沈黙による支持」をすることはあるだろう。しかし、もし「反中国」となってしまうと、これら沈黙の支持と対立してしまうからだ。
 
 
最後に大陸の寛容について。経済発展は、たしかに不可欠のものであると同時に、ときにはバブルということもあり得る。頂点に達した時、つまり現在、経済発展の果実は政権維持のための、重要な正統性の基礎である。しかしこの種の正統性の基礎は、見たところ過渡的なものであり、代替的なものである。経済発展が頓挫した時、政権を繋ぎ止める正統性の基礎はどこにあるか?この問題は、今すぐには起きないかもしれない。しかし明日は?10年後はどうか?必ずや訪れるであろうこの未来に直面して、大陸は、各種の政治制度改革の提議に対して寛容の心を持たねばならない。というのも、それが意味するところは、国家を統治する(党によるものであるのか、あるいは憲法によるものであるのか)正統性の淵源を探し出し考え出す試みなのだ。
 
 
もし大陸が合作の方向、さらには統一の方向へ前進する希望を抱いているなら、一国二制度はせいぜい過渡的効能しかない。さらに、香港の現状から見るに、その過渡的効能の維持はますます無理をきたしてきているようだ。
 
 
合作、更には統一をしたいのならば、ある種の永続的な発展の可能性しかない、つまり「一国良制」(※引用者:一国二制度の中国語、「一國兩制」と同じ発音)である。3つの地域にそろって適用できる良い制度を実施し、みんなが同じ「一国人」になりたがるような良い制度にするのだ。
 
 
↑↑↑↑
 
 
 
 
民主主義之錯誤には民主主義で是正していくしかないのでしょうか?そうした観点からすれば、確かに学生運動の国会占拠などはただの暴挙にしか映らないのでしょう…。香港の場合には、若干性格が異なっているのはご存知のとおりです。筆者も、その点を勘案して香港を支持しているのかもしれません。
 
 
 
ところで、私の友人も何人か香港の占拠に参加していますが、彼らの話を聞いてみると非常に面白いです。
 
 
ある香港の友人は、「中国意識なんてものは微塵もない、香港意識だけ。何なら、中国意識よりも英国意識のほうが強いと思う。」なんていうことを言っていました。
 
 
また、この友人と私と、台湾人の友人とで話をしていた時、話題が台湾の独立になると、この香港人は「台湾の独立を支持する。いや、むしろ統一には絶対反対。こんな思いをするのは俺らだけで十分、反面教師にしてくれ」てなことも言っていました。
 
 
そこで試みに、「戦争をしてでも香港が独立するか、完全に人民共和国の一部になるか、二者択一ならどちらを選ぶ?」と聞いてみたところ、「あんな狭い土地さっさと捨てて、日本かアメリカに行く」と言われてしまいましたっけ…
 
 
また別の友人は、「香港人は当然中国人。けれど今の大陸は間違っている。本当の中国人は、もっと善良で誇り高いものだ。」とも言っていました。
 
 
台湾の友人にも、熱狂的な中華民国支持・蒋介石信者ー彼は現在、陸軍の軍人ですがーもいたり、バリバリの台湾独立主義者もいたり。それぞれの立場から話を聞いてみると非常に面白く、奥深いものがあります。
 

 

国家と革命 (講談社学術文庫)

国家と革命 (講談社学術文庫)

 

 

 

民主主義とは何なのか (文春新書)

民主主義とは何なのか (文春新書)

 

 

 

北一輝思想集成―国体論及び純正社会主義 日本改造法案大綱 対外論策篇ほか
 

 

 

民族という虚構

民族という虚構

 

 

台湾の慰安婦2

台湾の中国時報が9月に報じた記事です。


ニュースソースは中国の中国新聞網というサイトで、同記事を中国時報が簡単にまとめて紹介した形になっています。中国の日本戦犯報道、と聞いただけで皮肉な笑みがこぼれる方、アレルギー反応が現われる方、等等それぞれ反応をお持ちの方々もいらっしゃるでしょうが、ものはためしといいますから、よろしければご覧ください。

 

中韓関係に関しては、ニュースソースの不確かな半ば都市伝説のような「反日言説」をたまに見かけますが、下記の記事は当然ソースを明示しておきますので、ご安心ください。

 

(ところで、今回は何も記事のご紹介そのものが目玉ではありません。中国の記事が下記のような形で台湾でも新聞報道として世に出ている、という点が気になったもので、あえて「トンデモ」記事をご紹介いたしました。)

 

↓↓↓↓

~日本軍、糧食不足により慰安婦を殺しその肉を食べる~

 

最近、大陸で立て続けに第二次大戦における日本軍戦犯史料の研究結果が公表され、日本軍が中国侵略時に犯した数々の悪行が再度明らかにされた。そのうちある戦犯は、当時山東省で日本軍が新兵の教育訓練を行っていた際、中国人捕虜を使って刺殺の訓練を行っていたと認めた。彼は、日本軍が中国人婦女を強制徴発するのをたびたび目にしたと証言。さらには、日本の兵士が食糧不足のために慰安婦を殺しその肉を食べ、同じ部隊の兵士にもその肉を配り食べさせていたという。

 

今年9月2日は中国の対日抗戦勝利69周年の記念日だ。大陸の遼寧省社会科学企画基金弁公室は抗日戦勝利を記念するため、中国大陸で改造を受けた8名の日本戦犯の口述記録を、近日立て続けに発表した。この8名の戦犯は自らが当時中国で行った悪行について述べ、二度とは戦争を起こさないと誓いを立てた。

 

石渡毅という名の日本人戦犯は、1941年に入隊、かつて日本軍第59師団第54旅団第111大隊機関銃中隊の下士官である軍曹を務めた。彼は供述の中で、山東省の索格荘で重大な戦争犯罪をおかしたと認めた。石渡毅は大隊長の命令の元で、30人の新兵教育訓練中に生きた人間を使って刺殺訓練を行い、交代で4人の中国人捕虜を殺した。

 

石渡毅は言う。日本軍の占領区域では、中国軍人だろうが一般人だろうが、日本軍はいつでも好き勝手に殺した。強姦も、言うまでもない。強姦は、多く発生したが、日本軍の目にはいつものこととして映っていた。治安区部隊には慰安所が設置されていたが、わずかな金を払いさえすれば、慰安所にいる中国人婦女、韓国人婦女と性交渉が持てた。これは日本軍の部隊の中では常の事だった。石渡毅が所属した部隊は、済南に「軍人クラブ」を設けていたが、軍人の日用品を販売するほかに、慰安婦もいたという。

 

石渡毅は次のように回想する。日本軍によって捕らえられて来た捕虜の中に、ある女性がいた。はじめ、ある下士官慰安婦にさせられた。索格荘に長く駐留するうちに、食糧の供給が徐々に難しくなり、下士官は彼女を殺した後、その肉を食べた。しかも、自分で食べるだけではなく、中隊の人間にも大隊本部から送られてきた肉だとうそをついて中隊の人間みんなに食べさせた。撫順の戦犯管理所で、下士官はこの件に関してすでに供述を行い、認めている。

 

研究統計が明らかにするところによると、第二次大戦中に日本軍に迫られ強制的に性奴隷とされた被害者は、40万人に上る。そのうちの大部分は中国人婦女だ。また、多くの日本本国の子女もその中には含まれている。彼女たちは強制徴発され、日本軍の従軍慰安婦として苦痛を受けた。日本軍は慰安婦を軍需品としてみなし、75%の慰安婦が蹂躙され死んでいった。

 

石渡毅は、中国政府と人民は日本の戦犯を手厚く扱い、彼らを帰国させたことについて、奇蹟であると考えている。普通一般の人民や国家ではなしえないことだ。石渡毅は過去について謝罪すると同時に、二度とは戦争を起こさず、平和と日中友好のために終生努力すると誓った。また、日本の教師は教育を通じ、平和と真理を熱愛する青少年を育成するようにと呼びかけた。

↑↑↑↑


日軍缺糧 殺慰安婦吃肉 - 中時電子報

 

中国で改造を施された日本の戦犯の証言ですか…ほほー、なるほど。中国の当局機関が行ったヒアリングで…へー。


ニュース大本の中国新聞網では、石渡氏の証言がもっと長々と掲載されています。

 

「私は、中国の撫順戦犯管理所で思想改造を受け、郵政局局長の地位にありました。定年退職をしたあとは、“中帰連”(※)に戻って常任委員を担当し、のちに常任委員長を務めました。私たちは、撫順戦犯管理所の前に謝罪の碑を建立しました。」その石碑には「過去について謝罪すると同時に、二度とは戦争を起こさず、平和と日中友好のために終生努力する」との理念が刻まれている。

 

「現在の日本は独立国家ではありますが、米国の半植民地であるといえます。これは非常に危険なことです。安倍内閣はこの路線をどんどん進めており、こうしたときに、われわれは日中友好こそ真の世界平和の基礎であると信じています。日本が危機の時代ある今、中国の友が援助の手を差し伸べてくれるよう願っています。」

日军强征慰安妇并杀掉吃肉 立下谢罪碑誓不再战-中新网

 

中帰連=「中国帰還者連絡会」、現在は後継組織「撫順の奇蹟を受けつぐ会」となっている。Wikipediaの紹介ですが、そんな組織なのかぁー、とよく分かります(笑)なお、Wikiのページにある「会員」の項「あ行」にある「絵鳩毅」なる人物が、石渡氏のようです。

中国帰還者連絡会 - Wikipedia

 

ちなみに、台湾の従軍慰安婦という題名で今回の記事を載せましたが、台湾の従軍慰安婦と今回の記事、直接の関係はありません。ただ、台湾の大手新聞社によるこうした報道を目にした台湾人の心証として、「慰安婦」という言葉がおよぼす影響はどの程度でしょうか。現在まで出、中国時報の記事には69件のコメントがついています。少し気になりましたので、今回はあえてこの題でご紹介しました。

 

 

慰安婦と戦場の性 (新潮選書)

慰安婦と戦場の性 (新潮選書)

 

 

 

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論

新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論

 

 

 

“小林よしのり『台湾論』”を超えて―台湾への新しい視座

“小林よしのり『台湾論』”を超えて―台湾への新しい視座

 

 

台湾の慰安婦…台湾中国時報「反省のない日本に未来はない」


台湾の中国時報に、慰安婦朝日新聞吉田証言関連のコラムが載っていました。

 

慰安婦というとどうしても韓国朝鮮のイメージが強かったですが、いろんなところで言ってる人がいるんですわね…。ちなみに、中国時報はバリバリの中国統一派で(名称からも分かります)、明らかに日本とは距離を置いた論調です。

 

 

↓↓↓↓

~時論―反省のない日本に未来はない~

 

康淑華(婦女救援基金会執行長)

 

日本の朝日新聞は先月、1982年に旧日本軍人吉田清治の証言を載せた一連の「慰安婦」報道を撤回した。日本軍が朝鮮半島で女性を強制的にさらい、「慰安婦」にした、さらに暴力を以てそれを行った、とする吉田の当時の証言を誤りであると認めた。この撤回は日本社会を騒然とさせ、右翼人士による、「慰安婦」議題の転覆を企図した一連の行動を引き起こした。

 

首相の安倍晋三らを含む右翼人士は、朝日新聞の当時の報道は国家のイメージを損ねたとして、こぞって非難をし、同報道者の謝罪を求めている。右翼メディアもこの機会を借りて次々と朝日新聞に攻撃を仕掛けており、当該記者とその勤める大学も脅威を受けている。日本政府はさらに近日、元国連調査員のクマスワラミが1996年に発表した人権報告の中で、朝日新聞を引用した「慰安婦」に関する内容を削除するように、と要求したが、拒否された。

 

婦女救援基金会は長期にわたり慰安婦人権運動に従事しており、朝日新聞が報道を撤回したことにより引き起こされた一連の事件を、大変遺憾に思っている。日本が第二次大戦の期間に婦女を強制徴発し、「慰安婦」として前線に赴かせたことは争いようのない事実であり、1992年以来各被害国の「慰安婦」の生存者たちによって証言がたびたび出されている。こうして、日本が当時暴力や脅迫、誘拐、抽選などの手段で、日本軍のため性的作業を行うよう婦女達に強制したことを明らかにしてきた。さらに当時の被害にあった地点、売られていったルートなども明確に指摘されている。

 

クマスワラミが言うように、「吉田証言」は数多くある証拠のうちのひとつであり、その証言の真偽は、「慰安婦」募集の過程で婦女たちが日本軍の「性奴隷」にさせられた事実に何ら影響するものではない。朝日新聞の当時の報道には確かに瑕疵があるかもしれない。それでもその報道だけで、日本軍が第二次大戦中に「慰安婦」に対して犯した犯罪を消し去ることはできない。さらにいわんや、「慰安婦」制度は20世紀の最も深刻な性奴隷事件であり、全世界の被害女性の数は少なくとも20万人に達する。日本政府は、計画的に軍・警・憲・政、及び業者を取りまとめ、女性に対して販売と搾取を行った、これは国家と軍隊による女性に対する集体的な暴力である。

 

日本は安倍首相の就任以来、保守勢力が新たに台頭し、右翼人士は日本の戦争責任を反省しようとせず、かえって次々に「慰安婦」を傷つける言論を発表している。今回はさらに朝日新聞の報道撤回の一事に乗じて、再び「河野談話」と国連調査報告を否定しようと企てた。「慰安婦」は決して70年前の偶発的事件ではない。21世紀に於いて、婦女が敵の性奴隷に陥るという事件がたびたび伝えられている。性暴力は依然として戦争の一手段として見られている。安倍政府はかつて、21世紀に再び人権侵害が起こらぬよう努力すると表明した。しかし、われわれは何ら具体的行動を見ることができない。私たちは、日本政府が速やかに「慰安婦」の史実を承認し、人権保障の承諾を実現するよう期待する。

 

過去の歴史を反省せずに、日本の次世代はいかにして、「間違いと向き合う勇気とは何であるか」を学ぶのか?いかにして本当の世界平和を作り出していくのか?日本政府はもっと妥当な行動ができるはずだ、次世代の日本人に誇りを感じさせてあげるのだ。

 

↑↑↑

時論-沒有反省 日本沒有未來 - 中時電子報

 

この婦女救援基金会なる団体、過去には「台湾慰安婦特別展示会」なるものを台湾の台北市教育部と共同で開催しているようで、

台灣舉辦慰安婦特展, 希望喚起民眾關注

 

今後「慰安婦及び女性人権平和記念館」なるものをつくろうとも画策しているようです。「慰安婦」問題に関しては今まで特に関心もなく、知識も全くなかったのですが、今回たまたま出くわしたこの基金会、中国語版のウィキペディアで「慰安婦」と調べてみたところ台湾における「慰安婦」問題を「発見」した団体のようです。なかなか根は深そうだ…

 

これをきっかけに、ちょっとずつ台湾の慰安婦について調べてみようかな…。

 


婦女救援基金會Taipei Women's Rescue Foundation

 

 

 ↓そのうちこれも読んでみよう

慰安婦と戦場の性 (新潮選書)

慰安婦と戦場の性 (新潮選書)

 

 

台湾人の嫌韓ついに爆発?仁川アジア大会疑惑の判定で

台湾のサイト「動網」が、アジア大会におけるあるニュースを取り上げたことにより、台湾ネット民が荒れに荒れている。台湾人の反応をご覧いただく前にまずは、その下記ニュースをご覧頂きたい。

 

 

↓↓↓↓

 

〜「韓国はそんなに勝ちたいのか?だったら全部くれてやる!」インド人ボクシング選手、アジア大会で「黒塗られた」メダルは受け取らず〜


開催国が有利であることは、国際大会ではあまりにも当たり前のことかもしれない。しかし韓国は度々奥の手を繰り出し、勝利のためには手段を選ばない。中華隊(引用者:台湾チームのこと)もかつて同じ境遇に遭ったことがあるが、それにとどまらず現在世界を騒がせるにいたっている。常識外れのその手段は、各国も韓国に不満を表するほどだ。

 

この度のインチョンアジア大会女子ボクシングの試合中、インド人選手が判定の不公平に抗議しメダルの受け取りを拒否する、という一幕があった。なんと最後には、銀メダルを獲得した韓国人選手の首に自分のメダルをかけたのだ!

 

女子57-60キロ級のインド人選手Sarita Deviは、準決勝で韓国のパク・ジナに敗れた。しかし、試合中に実は多くの争いがあった。はじめより優勢を占めていたインド人選手Sarita Deviだが、何故か敗れたのだ。


Sarita Devi Laishram vs Ji Na Park (semifinal) 30 ...

 

Deviは泣きながら表彰台に上がりメダルの受け取りを拒否、最後にはメダルを韓国選手の首の上にかけ、観衆に手を振った。すると韓国人選手のパク・ジナは気まずそうにメダルを表彰台の上に置いていった…


Deviは言う。「今回の大会のためにたくさん努力した、子供の世話も顧みずにね。結果、こんなに悲しいことが図らずも起きてしまった。」

 

f:id:shinkichi0202:20141003192606j:plain

f:id:shinkichi0202:20141003192700j:plain

今回のアジア大会ではインドのみならず、ボクシング大会だけでも、モンゴルも判定の不公平を訴え大会に不満を表明している。しかし却下された。

 

表彰式を撮影したこの人物は興奮のあまり、表彰の間「 Shame on boxing! Boooo Shame on boxing! Boooo 」とブーイングを浴びせた。

 


Laishram Sarita Devi rejecting the bronze medal ...

 

下の図は世界各地のネットユーザーが韓国へ罵倒のコメントを残したもの。日本からのもの、タイからのものもある。

f:id:shinkichi0202:20141003191321j:plain


↑↑↑↑

(写真はすべて↓同サイトから)

http://www.dongtw.com/others/20141002/00090794.html

 

このニュースに対して、フェイスブックのコメントが2日夕現在なんと560件以上付いている。以下、台湾人の反応を幾つか訳出してご紹介…


凱歐「台湾人だけが韓国を応援して、自分たちの同胞の民族に噛み付いてるのさ。見てみろよ、あの熱狂してる韓流女子たち。オッパーオッパーって。」

 

→吳昱鋒「あんたもっともだ!」

 

→林靖為「あれだけたくさんの韓流かぶれを見てると心中複雑なものがある。韓国人は台湾人を犬のションベンぐらいにしか見てないのに、俺達は韓国を神様みたいに扱ってるんだぞ?」

 

→Price Gao「うちの母ちゃんはいっつも韓国ドラマ見てる!全部台湾のテレビ局が版権を買ってきて放送してるやつだよ。ドラマを通じて無知な女性に幻想を抱かせるんだ。人は一旦洗脳されると台湾に来た韓国人とテレビの差が大きすぎて、テレビ上の人物を実物に投影しちゃうんだ。くそっ!俺の母ちゃんも洗脳されちまった!」

 

→Benson Chen「韓国のアイドルとドラマ、それにバラエティ番組はしっかりしてるし考えて作られてる。だから私は好きだよ。だけど韓国のスポーツの品のなさは嫌い。だから、韓流ファンだからといって韓国のスポーツのやり方に賛成してるってことにはならない。みんな、理性的になってバラエティーだとかドラマ、音楽を楽しで!」

 

王偉丞「韓国っていう国がどんな問題を抱えてるかは、もう言うのはよそう。問うべきは、どうしてこんな国で国際的な大会が開かれたかってことだ。」

 

→陳飛龍「汚職でしょ。韓国は金を送り込んだ。国際社会では皆知ってるでしょ。」

 

→丁旻楓「アジア大会は順番で開かれるんじゃなくて申請制だよ。詳しくはググってくれ!」

 

Jacko Yang「遅かれ早かれ北朝鮮にぶっ潰されるさ」

 

簡立丞「もし俺が韓国人だったら、韓国人だということを認めたくないね。卑しくて、無恥で、下等、汚くて、畜生以下だ。」

 

Jefferey Lin「Samsungスマホでコメしてるやつら」

 

→ 簡曉亨「くそっ、やられた…」

 

→王柏蓁「俺はHTC愛用者。品質がいいからもちろん支持!」

 

→Joe Huang「俺はASUS」(引用者:HTCもASUSも台湾ブランド)

 

黃隆昇「パンチ食らう→ぎゅっとハグ→離れる→パンチ食らう→ぎゅっとハグ→離れる。これの繰り返し、なのに勝っちゃった…」

 

中にはもっと過激なコメントを韓国にぶつけた台湾人もおられましたが…自重

 

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

 

 

 

根の深い木 ~世宗大王の誓い~ 韓国ドラマ公式ガイドブック

根の深い木 ~世宗大王の誓い~ 韓国ドラマ公式ガイドブック

 

 

台湾:帰宅後仕事先からLINE=残業

一日の仕事を終え、疲労困憊。晩酌で飲むビールのことなど考えながら、家路を急ぐ。駅の改札を出たその時!LINEの着信音、スマホを開いてみれば、上司から「大至急頼む云々」、がっくりと肩を落としため息を漏らす…。そんな経験がおありの方も多いはず。


退社後にLINEで仕事を振られたら、それは残業か?

台湾の中国時報より記事を二つご紹介。

 

その一

↓↓↓↓
〜退社後に上司からLINE、残業とみなす〜 

「鬱陶しい!上司がLINEしてきた、また仕事が増えた!」これは多くのサラリーマンに共通する心の声だ。通信ソフトが世に出て以来、サラリーマンは科学技術発展の「被害者」となってきた。しかし国民党所属の立法委員である盧秀燕は、「労基法」の修正を提案した。将来、もしLINEで追加の仕事を受け取ったら、残業代を取ることができるかもしれない。労働部部長の陳雄文が言うところによると、会合を開いて労使双方の意見を集約し、行政院版の修正案を提出するということだ。

 

超過勤務は残業代を支給されるべき

 

盧秀燕は昨日、立法院衛生環境委員会で次のように指摘した;「出勤はタイムカード制、退社は責任制」、これは長年にわたる問題であり、近来の通信ソフトの出現により、労働者は24時間命令を待っているような状態に陥ってしまった。彼女は次のように強調する;台湾の勤務時間は長すぎであり、もし退社後も通信ソフトを使って仕事を命じるような残業形態まで現れたら、「勤務時間は下手すると世界一になる。」

 

盧秀燕は次のようにも言う。法律は、退社後(命ぜられる仕事は)「いかなる形式であれ」残業と定めるべきだ。残業時間は上司に仕事を振られたとこから起算するか、あるいは労働者が仕事を始めた時点で起算すべきかは、政府に研究と規範設定を任せる。

 

そのため盧秀燕は「労基法」第32條修正草案を提出。労働契約に記載された毎日の正常勤務時間以外、勤務時間を「いかなる形式であれ」延長する場合は残業とみなすべきであり、残業代を支払うべきだ、と雇い主に対して要求した。「いかなる形式」には、LINE、WeChatなどを通じて課せられた仕事も含む。

 

国民党委員、「労基法」修正に連署

 

盧秀燕によると、昨日早朝、21名の立法委員が連署をしたことで、修正案提出の要件を満たした。しかし、さらに人数が50、60人に達してから正式に提出したいと考えている。盧秀燕事務所は昨夕、次のように述べた。昨日再提案の内容をすべての立法委員に連絡した、今朝連署した人数が出揃ったが、ニュースを見て事務所に電話をしてきた立法委員もおり、連署メンバーに加わりたいとのことだった。

 

労働部部長陳雄文は昨日、今までにLINEを使って部下と仕事の相談をしたことがあるかと尋ねられ、部下はよく仕事の相談をメッセージしてくるが、「既読スルー」していると答えた。

 

LINEで仕事を振られてからが残業か?はたまた、仕事を始めてから起算すべきか?陳雄文によると、目下「労基法」はいかなる形式で仕事を言いつけると残業になるかについて、全く制限がない、ただ、雇い主が残業代を払わない場合、労働者は現有の手段で訴えを起こすことができる。

 

労働部:訴えは決して多くない

 

陳雄文はまた次のように言う。現在まで訴訟の数は多くないが、再検討の必要があると考えている、訴訟案件を積み重ねた後、再び処理原則を作りたいと思っている。また、現在類似の規範を有する国もあり、後半に資料を集め、来月電信事業関係者の会議を開き、労使双方の意見集約を待って行政院版の草案を提出する。

↑↑↑↑

http://www.chinatimes.com/newspapers/20141002000364-260102

 

 

その二

↓↓↓↓

〜OL:ああ戻りたい…LINEの無い時代に〜

通信ソフトの登場以来、労働者は神経を尖らせ、ケータイを肌身離さず持ち歩き、上司から新しい仕事を言いつけられてはいないか確認する。やっと退社したかと思えば、上からメッセージが届く、LINEが鳴り止まない。やむなく作業するものの、「LINEの無い時代に戻りたい!」と労働者は叫ぶことになる。

 

ネット業界で働く一人の女性、張さんは次のように言う。通信ソフトはあまりに発達しすぎた、いついつでも上からLINEのメッセージが届く。彼女は本来、責任制の仕事をしている。朝早く会社でタイムカードを押し、通常ならば夜8時9時で仕事をして退社。帰宅後も上司からのメッセージを確認せねばならず、すぐさま返事をしなければ上司から次々とメッセージが送られてくる。直接電話をしてきて仕事を振られることもある。彼女はプレッシャーを感じている。

 

張さんは言う。過去には夜中の1時2時に上司からのLINEメッセージが来たこともあった。臨時で翌日の会議の資料を準備するように言ってきたのだ。そのためほぼ徹夜で眠ることが出来なかった、求められた仕事を提出するためだけに。仕事が終ってもすぐには寝られない。彼女は諦めたように言う、「2Gの携帯の時代が懐かしい」と。
男性サラリーマンの陳さんは言う。仕事終わりに友人と食事の約束があったが、上司は後から後からLINEして来る。即座に処理する仕事を言いつけてきたわけではないが、先の仕事の予定を次々に相談してくる。「食事は喉を通らず、消化不良になった。」彼はキッパリと言った、先の仕事の予定があるなら翌日出勤してから相談するか、直接電話で言ったらどうだ?

 

メディアの仕事は常に指示を待っているようなものだ。あるジャーナリストは、帰宅後もLINEをチェックしなければならない状況で煩わしく思わないかと問われ、次のように答えた。「俺に退社時間なんてあるのか?」

 

労働者の権利を守るため、国民党の立法委員盧秀燕は法律の修正を考えている。しかしある労働者は言う、立法が通ったところでなんだというのだ?誰も訴えはしないし、たとえ訴えたところでバレてしまい仕事を失うだけ、退社後にLINEをさせないなんて、それは上の良心次第だ。

 

上司からLINEで追加の仕事を要求される。部下は寝食もままならない。しかしある人は異なった見方をしている。ある立法院の職員は言う。夜中にメッセージを送ってきて、翌日の質疑や記者会見の準備をするように言われると、彼にとってこれは上司に認められたということであり、必要とされているのだと感じる。しかし年末には必ず、「いままで与えられた任務は全てこなしてきた」として給料アップを求める。彼は言う、出来高制で仕事をするわけではないが、給料アップは求める、「長い目で見るのさ。」

↑↑↑↑
http://www.chinatimes.com/newspapers/20141002000367-260102

 

 

きみはなぜ働くか。(日経ビジネス人文庫)

きみはなぜ働くか。(日経ビジネス人文庫)

 

 

台湾美女図鑑2〜「ロリ系女神」の座は誰の手に〜


台湾の「ロリ系」美女たちの話題です。


東森新聞雲から。


↓↓↓↓

〜小敏「ロリ系女神」の玉座に挑戦者?尤曉柔の甘美な笑顔と、あらわになった美脚、超刺激的〜

 

甘美な雰囲気を漂わせる尤曉柔は、「ダークホース」としてオタクたちの女神決定戦(宅男女神決賽)に突き進む。みずみずしくまん丸とした大きな目と、白く透き通るような脚。ロマンチックな波が押し寄せ、呑み込まれたファンたちは思わず「美しい!」と叫ぶ。彼女は今回の決定戦で、「ロリ系女神」の座を手に入れたいと(※引用者:詳しくは下記の解説参照)思っている。しかし、尤曉柔の前には広告美少女「小敏」こと吳心緹が立ちはだかる。「ロリ系女神」の玉座にたどり着きたいのなら、戦況はますます激烈なものとなろう!

f:id:shinkichi0202:20140909214018j:plain

(引用者:↑尤曉柔、彼女のFBより

尤曉柔は、お勝手に立って料理をするのが好きなほか、縫い物などの手芸もなかなかの腕前だ。フェイスブックで簡単な方法を紹介しており、布切れを可愛い子熊の小銭入れへと変身させている。ネットユーザーは、「素晴らしい」、「料理もできるし、縫い物もできる、嫁にもらっていきたいぜ!」等等の声を寄せている。彼女は選挙活動にも積極的で、ファンに向けて、「ロリ系女神に一票お願いね!」ファンの質問にも全て答えており、隣の家の女の子といった感じの、清潔感ある綺麗な娘だ。

f:id:shinkichi0202:20140909213906j:plain

f:id:shinkichi0202:20140909213812j:plain

(引用者:↑いずれも尤曉柔、東森新聞雲サイトより

いつもロケ撮影をしている尤曉柔は体を完璧な状態に保つため、毎日体幹筋トレーニングを行っており、他の運動も組み合わせることでそのボディーラインを作り出している。彼女は先日自撮り写真をアップし、くびれた腰と白く透き通った美脚をのぞかせ、運動の成果を見せつけた。ファンたちも、「頭の先からつま先まで、美しすぎる!」、「この脚、ちょっと完璧すぎなんだけど!」と大興奮。 オタクたちの女神決定戦(宅男女神決賽)の戦況は激烈。尤曉柔は甘く美しいほほ笑みで、ネットユーザーたちに愛嬌を振りまいて投票を呼びかける。「ロリ系女神はどうか私に投票してね!」

 

一方の広告美少女「小敏」こと吳心緹は、超人気。頭の上の2つのお団子も、彼女のトレードマークになった。超萌えーな雰囲気はさらに、湖南省の衛星テレビに「最萌代表」と呼ばれるほど。彼女は3日、フェイスブック上にツインテールの写真をアップ。ファンも思わず、「ロリ系女神よ!」と呼んでいる。また吳心緹は、「辛い」ものを食べるのが大好きと明かしており、よくカップラーメンを作っては、必ず辛味を足しているそうだ。しかし料理が得意でない彼女は、包丁を持つとまるで人を斬りつけようとしているかのよう。外国へ行ってもかえって現地の料理人を驚かせてしまう。

f:id:shinkichi0202:20140909214338j:plain

(引用者:↑小敏こと吳心緹、東森新聞雲より

↑↑↑↑

http://www.ettoday.net/news/20140908/396680.htm#ixzz3CmU9DFsv 

 

宅男女神というのは、直訳すると「オタクたちの女神」、という意味。宅男=オタク、というのはわかりやすいですよね。どうやら日本語から入った語彙のようです。

 

ところでこの宅男女神という言葉、台湾のテレビ番組、特にバラエティー番組を見ているとよく耳にします。オタクたちの女神と言うからには、オタクとなにか関係があるかと言うと実はそうでもありません。要は台湾の男たちを夢中にさせている、可愛くてせクシーで綺麗な女性というくらいの意味のようです。

 

テレビ番組でよく見かける歴代宅男女神を見てみると、おおむねせクシーであったり、ロリ系であったり、ギャルっぽかったり、いろんな美女がそろっています。

(過去の宅男女神たちについては↓の「代表人物」参照http://zh.m.wikipedia.org/zh-tw/宅男女神)

 

また、東森新聞雲が近年ではネットでの投票を募っているようです。サイトを見てみると、各女神たちの紹介記事、紹介動画なども見られます。また、本文では「ロリ系女神」が話題に上がっていました。こうしたジャンル別女神の投票も行っているようで、他にも「初恋系女神」、「美脚女神」、「セクシー系女神」などなどがあるようです。東森新聞雲の下記サイトをご覧になると分かりますが、まさに美女揃いです!

http://www.ettoday.net/events/goddess2014/index.php

 

あぁ、女神たちよ!(台湾の芸能事情にお詳しい方もたくさんおられると思います。上述の記事で何か誤りがありましたら、ぜひ優しくご指摘くださいね!)

 

台湾美女

台湾美女

 

 

 

台湾美女通信・熊熊(クマクマ)(NXS-001) [DVD]

台湾美女通信・熊熊(クマクマ)(NXS-001) [DVD]