ウヨクのつぶやき(旧観察台湾)

元々は台湾の政治、文化、芸能など、台湾ネタを扱っていましたが、今は気ままな浪漫派ウヨクの思いつきを書いています。たまに、台湾にも触れていきたいです。

台湾の慰安婦…台湾中国時報「反省のない日本に未来はない」


台湾の中国時報に、慰安婦朝日新聞吉田証言関連のコラムが載っていました。

 

慰安婦というとどうしても韓国朝鮮のイメージが強かったですが、いろんなところで言ってる人がいるんですわね…。ちなみに、中国時報はバリバリの中国統一派で(名称からも分かります)、明らかに日本とは距離を置いた論調です。

 

 

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~時論―反省のない日本に未来はない~

 

康淑華(婦女救援基金会執行長)

 

日本の朝日新聞は先月、1982年に旧日本軍人吉田清治の証言を載せた一連の「慰安婦」報道を撤回した。日本軍が朝鮮半島で女性を強制的にさらい、「慰安婦」にした、さらに暴力を以てそれを行った、とする吉田の当時の証言を誤りであると認めた。この撤回は日本社会を騒然とさせ、右翼人士による、「慰安婦」議題の転覆を企図した一連の行動を引き起こした。

 

首相の安倍晋三らを含む右翼人士は、朝日新聞の当時の報道は国家のイメージを損ねたとして、こぞって非難をし、同報道者の謝罪を求めている。右翼メディアもこの機会を借りて次々と朝日新聞に攻撃を仕掛けており、当該記者とその勤める大学も脅威を受けている。日本政府はさらに近日、元国連調査員のクマスワラミが1996年に発表した人権報告の中で、朝日新聞を引用した「慰安婦」に関する内容を削除するように、と要求したが、拒否された。

 

婦女救援基金会は長期にわたり慰安婦人権運動に従事しており、朝日新聞が報道を撤回したことにより引き起こされた一連の事件を、大変遺憾に思っている。日本が第二次大戦の期間に婦女を強制徴発し、「慰安婦」として前線に赴かせたことは争いようのない事実であり、1992年以来各被害国の「慰安婦」の生存者たちによって証言がたびたび出されている。こうして、日本が当時暴力や脅迫、誘拐、抽選などの手段で、日本軍のため性的作業を行うよう婦女達に強制したことを明らかにしてきた。さらに当時の被害にあった地点、売られていったルートなども明確に指摘されている。

 

クマスワラミが言うように、「吉田証言」は数多くある証拠のうちのひとつであり、その証言の真偽は、「慰安婦」募集の過程で婦女たちが日本軍の「性奴隷」にさせられた事実に何ら影響するものではない。朝日新聞の当時の報道には確かに瑕疵があるかもしれない。それでもその報道だけで、日本軍が第二次大戦中に「慰安婦」に対して犯した犯罪を消し去ることはできない。さらにいわんや、「慰安婦」制度は20世紀の最も深刻な性奴隷事件であり、全世界の被害女性の数は少なくとも20万人に達する。日本政府は、計画的に軍・警・憲・政、及び業者を取りまとめ、女性に対して販売と搾取を行った、これは国家と軍隊による女性に対する集体的な暴力である。

 

日本は安倍首相の就任以来、保守勢力が新たに台頭し、右翼人士は日本の戦争責任を反省しようとせず、かえって次々に「慰安婦」を傷つける言論を発表している。今回はさらに朝日新聞の報道撤回の一事に乗じて、再び「河野談話」と国連調査報告を否定しようと企てた。「慰安婦」は決して70年前の偶発的事件ではない。21世紀に於いて、婦女が敵の性奴隷に陥るという事件がたびたび伝えられている。性暴力は依然として戦争の一手段として見られている。安倍政府はかつて、21世紀に再び人権侵害が起こらぬよう努力すると表明した。しかし、われわれは何ら具体的行動を見ることができない。私たちは、日本政府が速やかに「慰安婦」の史実を承認し、人権保障の承諾を実現するよう期待する。

 

過去の歴史を反省せずに、日本の次世代はいかにして、「間違いと向き合う勇気とは何であるか」を学ぶのか?いかにして本当の世界平和を作り出していくのか?日本政府はもっと妥当な行動ができるはずだ、次世代の日本人に誇りを感じさせてあげるのだ。

 

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時論-沒有反省 日本沒有未來 - 中時電子報

 

この婦女救援基金会なる団体、過去には「台湾慰安婦特別展示会」なるものを台湾の台北市教育部と共同で開催しているようで、

台灣舉辦慰安婦特展, 希望喚起民眾關注

 

今後「慰安婦及び女性人権平和記念館」なるものをつくろうとも画策しているようです。「慰安婦」問題に関しては今まで特に関心もなく、知識も全くなかったのですが、今回たまたま出くわしたこの基金会、中国語版のウィキペディアで「慰安婦」と調べてみたところ台湾における「慰安婦」問題を「発見」した団体のようです。なかなか根は深そうだ…

 

これをきっかけに、ちょっとずつ台湾の慰安婦について調べてみようかな…。

 


婦女救援基金會Taipei Women's Rescue Foundation

 

 

 ↓そのうちこれも読んでみよう

慰安婦と戦場の性 (新潮選書)

慰安婦と戦場の性 (新潮選書)

 

 

台湾人の嫌韓ついに爆発?仁川アジア大会疑惑の判定で

台湾のサイト「動網」が、アジア大会におけるあるニュースを取り上げたことにより、台湾ネット民が荒れに荒れている。台湾人の反応をご覧いただく前にまずは、その下記ニュースをご覧頂きたい。

 

 

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〜「韓国はそんなに勝ちたいのか?だったら全部くれてやる!」インド人ボクシング選手、アジア大会で「黒塗られた」メダルは受け取らず〜


開催国が有利であることは、国際大会ではあまりにも当たり前のことかもしれない。しかし韓国は度々奥の手を繰り出し、勝利のためには手段を選ばない。中華隊(引用者:台湾チームのこと)もかつて同じ境遇に遭ったことがあるが、それにとどまらず現在世界を騒がせるにいたっている。常識外れのその手段は、各国も韓国に不満を表するほどだ。

 

この度のインチョンアジア大会女子ボクシングの試合中、インド人選手が判定の不公平に抗議しメダルの受け取りを拒否する、という一幕があった。なんと最後には、銀メダルを獲得した韓国人選手の首に自分のメダルをかけたのだ!

 

女子57-60キロ級のインド人選手Sarita Deviは、準決勝で韓国のパク・ジナに敗れた。しかし、試合中に実は多くの争いがあった。はじめより優勢を占めていたインド人選手Sarita Deviだが、何故か敗れたのだ。


Sarita Devi Laishram vs Ji Na Park (semifinal) 30 ...

 

Deviは泣きながら表彰台に上がりメダルの受け取りを拒否、最後にはメダルを韓国選手の首の上にかけ、観衆に手を振った。すると韓国人選手のパク・ジナは気まずそうにメダルを表彰台の上に置いていった…


Deviは言う。「今回の大会のためにたくさん努力した、子供の世話も顧みずにね。結果、こんなに悲しいことが図らずも起きてしまった。」

 

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今回のアジア大会ではインドのみならず、ボクシング大会だけでも、モンゴルも判定の不公平を訴え大会に不満を表明している。しかし却下された。

 

表彰式を撮影したこの人物は興奮のあまり、表彰の間「 Shame on boxing! Boooo Shame on boxing! Boooo 」とブーイングを浴びせた。

 


Laishram Sarita Devi rejecting the bronze medal ...

 

下の図は世界各地のネットユーザーが韓国へ罵倒のコメントを残したもの。日本からのもの、タイからのものもある。

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(写真はすべて↓同サイトから)

http://www.dongtw.com/others/20141002/00090794.html

 

このニュースに対して、フェイスブックのコメントが2日夕現在なんと560件以上付いている。以下、台湾人の反応を幾つか訳出してご紹介…


凱歐「台湾人だけが韓国を応援して、自分たちの同胞の民族に噛み付いてるのさ。見てみろよ、あの熱狂してる韓流女子たち。オッパーオッパーって。」

 

→吳昱鋒「あんたもっともだ!」

 

→林靖為「あれだけたくさんの韓流かぶれを見てると心中複雑なものがある。韓国人は台湾人を犬のションベンぐらいにしか見てないのに、俺達は韓国を神様みたいに扱ってるんだぞ?」

 

→Price Gao「うちの母ちゃんはいっつも韓国ドラマ見てる!全部台湾のテレビ局が版権を買ってきて放送してるやつだよ。ドラマを通じて無知な女性に幻想を抱かせるんだ。人は一旦洗脳されると台湾に来た韓国人とテレビの差が大きすぎて、テレビ上の人物を実物に投影しちゃうんだ。くそっ!俺の母ちゃんも洗脳されちまった!」

 

→Benson Chen「韓国のアイドルとドラマ、それにバラエティ番組はしっかりしてるし考えて作られてる。だから私は好きだよ。だけど韓国のスポーツの品のなさは嫌い。だから、韓流ファンだからといって韓国のスポーツのやり方に賛成してるってことにはならない。みんな、理性的になってバラエティーだとかドラマ、音楽を楽しで!」

 

王偉丞「韓国っていう国がどんな問題を抱えてるかは、もう言うのはよそう。問うべきは、どうしてこんな国で国際的な大会が開かれたかってことだ。」

 

→陳飛龍「汚職でしょ。韓国は金を送り込んだ。国際社会では皆知ってるでしょ。」

 

→丁旻楓「アジア大会は順番で開かれるんじゃなくて申請制だよ。詳しくはググってくれ!」

 

Jacko Yang「遅かれ早かれ北朝鮮にぶっ潰されるさ」

 

簡立丞「もし俺が韓国人だったら、韓国人だということを認めたくないね。卑しくて、無恥で、下等、汚くて、畜生以下だ。」

 

Jefferey Lin「Samsungスマホでコメしてるやつら」

 

→ 簡曉亨「くそっ、やられた…」

 

→王柏蓁「俺はHTC愛用者。品質がいいからもちろん支持!」

 

→Joe Huang「俺はASUS」(引用者:HTCもASUSも台湾ブランド)

 

黃隆昇「パンチ食らう→ぎゅっとハグ→離れる→パンチ食らう→ぎゅっとハグ→離れる。これの繰り返し、なのに勝っちゃった…」

 

中にはもっと過激なコメントを韓国にぶつけた台湾人もおられましたが…自重

 

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台湾:帰宅後仕事先からLINE=残業

一日の仕事を終え、疲労困憊。晩酌で飲むビールのことなど考えながら、家路を急ぐ。駅の改札を出たその時!LINEの着信音、スマホを開いてみれば、上司から「大至急頼む云々」、がっくりと肩を落としため息を漏らす…。そんな経験がおありの方も多いはず。


退社後にLINEで仕事を振られたら、それは残業か?

台湾の中国時報より記事を二つご紹介。

 

その一

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〜退社後に上司からLINE、残業とみなす〜 

「鬱陶しい!上司がLINEしてきた、また仕事が増えた!」これは多くのサラリーマンに共通する心の声だ。通信ソフトが世に出て以来、サラリーマンは科学技術発展の「被害者」となってきた。しかし国民党所属の立法委員である盧秀燕は、「労基法」の修正を提案した。将来、もしLINEで追加の仕事を受け取ったら、残業代を取ることができるかもしれない。労働部部長の陳雄文が言うところによると、会合を開いて労使双方の意見を集約し、行政院版の修正案を提出するということだ。

 

超過勤務は残業代を支給されるべき

 

盧秀燕は昨日、立法院衛生環境委員会で次のように指摘した;「出勤はタイムカード制、退社は責任制」、これは長年にわたる問題であり、近来の通信ソフトの出現により、労働者は24時間命令を待っているような状態に陥ってしまった。彼女は次のように強調する;台湾の勤務時間は長すぎであり、もし退社後も通信ソフトを使って仕事を命じるような残業形態まで現れたら、「勤務時間は下手すると世界一になる。」

 

盧秀燕は次のようにも言う。法律は、退社後(命ぜられる仕事は)「いかなる形式であれ」残業と定めるべきだ。残業時間は上司に仕事を振られたとこから起算するか、あるいは労働者が仕事を始めた時点で起算すべきかは、政府に研究と規範設定を任せる。

 

そのため盧秀燕は「労基法」第32條修正草案を提出。労働契約に記載された毎日の正常勤務時間以外、勤務時間を「いかなる形式であれ」延長する場合は残業とみなすべきであり、残業代を支払うべきだ、と雇い主に対して要求した。「いかなる形式」には、LINE、WeChatなどを通じて課せられた仕事も含む。

 

国民党委員、「労基法」修正に連署

 

盧秀燕によると、昨日早朝、21名の立法委員が連署をしたことで、修正案提出の要件を満たした。しかし、さらに人数が50、60人に達してから正式に提出したいと考えている。盧秀燕事務所は昨夕、次のように述べた。昨日再提案の内容をすべての立法委員に連絡した、今朝連署した人数が出揃ったが、ニュースを見て事務所に電話をしてきた立法委員もおり、連署メンバーに加わりたいとのことだった。

 

労働部部長陳雄文は昨日、今までにLINEを使って部下と仕事の相談をしたことがあるかと尋ねられ、部下はよく仕事の相談をメッセージしてくるが、「既読スルー」していると答えた。

 

LINEで仕事を振られてからが残業か?はたまた、仕事を始めてから起算すべきか?陳雄文によると、目下「労基法」はいかなる形式で仕事を言いつけると残業になるかについて、全く制限がない、ただ、雇い主が残業代を払わない場合、労働者は現有の手段で訴えを起こすことができる。

 

労働部:訴えは決して多くない

 

陳雄文はまた次のように言う。現在まで訴訟の数は多くないが、再検討の必要があると考えている、訴訟案件を積み重ねた後、再び処理原則を作りたいと思っている。また、現在類似の規範を有する国もあり、後半に資料を集め、来月電信事業関係者の会議を開き、労使双方の意見集約を待って行政院版の草案を提出する。

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http://www.chinatimes.com/newspapers/20141002000364-260102

 

 

その二

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〜OL:ああ戻りたい…LINEの無い時代に〜

通信ソフトの登場以来、労働者は神経を尖らせ、ケータイを肌身離さず持ち歩き、上司から新しい仕事を言いつけられてはいないか確認する。やっと退社したかと思えば、上からメッセージが届く、LINEが鳴り止まない。やむなく作業するものの、「LINEの無い時代に戻りたい!」と労働者は叫ぶことになる。

 

ネット業界で働く一人の女性、張さんは次のように言う。通信ソフトはあまりに発達しすぎた、いついつでも上からLINEのメッセージが届く。彼女は本来、責任制の仕事をしている。朝早く会社でタイムカードを押し、通常ならば夜8時9時で仕事をして退社。帰宅後も上司からのメッセージを確認せねばならず、すぐさま返事をしなければ上司から次々とメッセージが送られてくる。直接電話をしてきて仕事を振られることもある。彼女はプレッシャーを感じている。

 

張さんは言う。過去には夜中の1時2時に上司からのLINEメッセージが来たこともあった。臨時で翌日の会議の資料を準備するように言ってきたのだ。そのためほぼ徹夜で眠ることが出来なかった、求められた仕事を提出するためだけに。仕事が終ってもすぐには寝られない。彼女は諦めたように言う、「2Gの携帯の時代が懐かしい」と。
男性サラリーマンの陳さんは言う。仕事終わりに友人と食事の約束があったが、上司は後から後からLINEして来る。即座に処理する仕事を言いつけてきたわけではないが、先の仕事の予定を次々に相談してくる。「食事は喉を通らず、消化不良になった。」彼はキッパリと言った、先の仕事の予定があるなら翌日出勤してから相談するか、直接電話で言ったらどうだ?

 

メディアの仕事は常に指示を待っているようなものだ。あるジャーナリストは、帰宅後もLINEをチェックしなければならない状況で煩わしく思わないかと問われ、次のように答えた。「俺に退社時間なんてあるのか?」

 

労働者の権利を守るため、国民党の立法委員盧秀燕は法律の修正を考えている。しかしある労働者は言う、立法が通ったところでなんだというのだ?誰も訴えはしないし、たとえ訴えたところでバレてしまい仕事を失うだけ、退社後にLINEをさせないなんて、それは上の良心次第だ。

 

上司からLINEで追加の仕事を要求される。部下は寝食もままならない。しかしある人は異なった見方をしている。ある立法院の職員は言う。夜中にメッセージを送ってきて、翌日の質疑や記者会見の準備をするように言われると、彼にとってこれは上司に認められたということであり、必要とされているのだと感じる。しかし年末には必ず、「いままで与えられた任務は全てこなしてきた」として給料アップを求める。彼は言う、出来高制で仕事をするわけではないが、給料アップは求める、「長い目で見るのさ。」

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http://www.chinatimes.com/newspapers/20141002000367-260102

 

 

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台湾美女図鑑2〜「ロリ系女神」の座は誰の手に〜


台湾の「ロリ系」美女たちの話題です。


東森新聞雲から。


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〜小敏「ロリ系女神」の玉座に挑戦者?尤曉柔の甘美な笑顔と、あらわになった美脚、超刺激的〜

 

甘美な雰囲気を漂わせる尤曉柔は、「ダークホース」としてオタクたちの女神決定戦(宅男女神決賽)に突き進む。みずみずしくまん丸とした大きな目と、白く透き通るような脚。ロマンチックな波が押し寄せ、呑み込まれたファンたちは思わず「美しい!」と叫ぶ。彼女は今回の決定戦で、「ロリ系女神」の座を手に入れたいと(※引用者:詳しくは下記の解説参照)思っている。しかし、尤曉柔の前には広告美少女「小敏」こと吳心緹が立ちはだかる。「ロリ系女神」の玉座にたどり着きたいのなら、戦況はますます激烈なものとなろう!

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(引用者:↑尤曉柔、彼女のFBより

尤曉柔は、お勝手に立って料理をするのが好きなほか、縫い物などの手芸もなかなかの腕前だ。フェイスブックで簡単な方法を紹介しており、布切れを可愛い子熊の小銭入れへと変身させている。ネットユーザーは、「素晴らしい」、「料理もできるし、縫い物もできる、嫁にもらっていきたいぜ!」等等の声を寄せている。彼女は選挙活動にも積極的で、ファンに向けて、「ロリ系女神に一票お願いね!」ファンの質問にも全て答えており、隣の家の女の子といった感じの、清潔感ある綺麗な娘だ。

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(引用者:↑いずれも尤曉柔、東森新聞雲サイトより

いつもロケ撮影をしている尤曉柔は体を完璧な状態に保つため、毎日体幹筋トレーニングを行っており、他の運動も組み合わせることでそのボディーラインを作り出している。彼女は先日自撮り写真をアップし、くびれた腰と白く透き通った美脚をのぞかせ、運動の成果を見せつけた。ファンたちも、「頭の先からつま先まで、美しすぎる!」、「この脚、ちょっと完璧すぎなんだけど!」と大興奮。 オタクたちの女神決定戦(宅男女神決賽)の戦況は激烈。尤曉柔は甘く美しいほほ笑みで、ネットユーザーたちに愛嬌を振りまいて投票を呼びかける。「ロリ系女神はどうか私に投票してね!」

 

一方の広告美少女「小敏」こと吳心緹は、超人気。頭の上の2つのお団子も、彼女のトレードマークになった。超萌えーな雰囲気はさらに、湖南省の衛星テレビに「最萌代表」と呼ばれるほど。彼女は3日、フェイスブック上にツインテールの写真をアップ。ファンも思わず、「ロリ系女神よ!」と呼んでいる。また吳心緹は、「辛い」ものを食べるのが大好きと明かしており、よくカップラーメンを作っては、必ず辛味を足しているそうだ。しかし料理が得意でない彼女は、包丁を持つとまるで人を斬りつけようとしているかのよう。外国へ行ってもかえって現地の料理人を驚かせてしまう。

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(引用者:↑小敏こと吳心緹、東森新聞雲より

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http://www.ettoday.net/news/20140908/396680.htm#ixzz3CmU9DFsv 

 

宅男女神というのは、直訳すると「オタクたちの女神」、という意味。宅男=オタク、というのはわかりやすいですよね。どうやら日本語から入った語彙のようです。

 

ところでこの宅男女神という言葉、台湾のテレビ番組、特にバラエティー番組を見ているとよく耳にします。オタクたちの女神と言うからには、オタクとなにか関係があるかと言うと実はそうでもありません。要は台湾の男たちを夢中にさせている、可愛くてせクシーで綺麗な女性というくらいの意味のようです。

 

テレビ番組でよく見かける歴代宅男女神を見てみると、おおむねせクシーであったり、ロリ系であったり、ギャルっぽかったり、いろんな美女がそろっています。

(過去の宅男女神たちについては↓の「代表人物」参照http://zh.m.wikipedia.org/zh-tw/宅男女神)

 

また、東森新聞雲が近年ではネットでの投票を募っているようです。サイトを見てみると、各女神たちの紹介記事、紹介動画なども見られます。また、本文では「ロリ系女神」が話題に上がっていました。こうしたジャンル別女神の投票も行っているようで、他にも「初恋系女神」、「美脚女神」、「セクシー系女神」などなどがあるようです。東森新聞雲の下記サイトをご覧になると分かりますが、まさに美女揃いです!

http://www.ettoday.net/events/goddess2014/index.php

 

あぁ、女神たちよ!(台湾の芸能事情にお詳しい方もたくさんおられると思います。上述の記事で何か誤りがありましたら、ぜひ優しくご指摘くださいね!)

 

台湾美女

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中国人「萬朶の桜!旭日旗Tシャツで登山するぜ♪大日本帝国海軍!」

はじめに(読み飛ばして頂いても結構です)

 

ご無沙汰しております。

 

随分久方ぶりの更新となってしまいました。前回の記事の最後で、次回以降の記事の予告をしておりました。その後記事作成のため、根気を入れて拙いながらも色々の調べものをしておりましたところ、調べれば調べるほど「読む」方にはまってしまいました。そんなわけで約二ヶ月ぶりの更新と相成ります。しかし、調べれば調べるほど頭の中は混乱して行き、もっともっと調べたいとの欲が湧いてきて、結局調整理せずに今日まで至ってしまいました。達成感はあるのですが、形には何も残らなかったわけです(笑)悪い癖です…

 

そんなこんなで、これからも相変わらず無計画かつ衝動的に中国語のニュースを紹介してゆくことと致します(下手に予告などしてしまうと、「読む」方に熱中してしまうので…)。コンセプトも何もあったもんじゃないですし、内容においても統一感のかけらもありませんが、もしよろしければお付き合いください。


以下より記事です。


台湾の東森新聞雲より、中国でのとっても中国な事件+台湾人の反応。


↓↓↓↓
〜大陸の男性、旭日旗を着て泰山に登る 群衆怒りのあまり服を剥ぎ取る〜

ある男性が6日山東省で登山イベントに参加し、他の参加者と揉め事になり、服を脱ぎ取られた。情報によると、彼の服の上には「大日本帝國海軍」とプリントされており、居合わせた人々の非難を浴びた。しかし納得できない彼は、「俺は大陸よりも日本にいる時間のほうが長かったんだ。日本ではこうやって着てるんだよ!」と発言。

 

ネットでは「泰山攝影學校」が6日、次のように報告をしている。

 

第28回泰山国際登山節を泰山で開催、18の国と地域からやって来た一万人を超える選手が参加、しかし開会前、全中国人の心をひどく傷めつける事件が発生した。「天津からやって来たという30歳前後の男が突然『大日本帝國海軍』とプリントされたTシャツを着て、公然と日本軍国主義を騒ぎ始めた!!」

 

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さらに報告によると、他の参加者が男のもとに詰め寄り話を聞こうとしたため、男は一瞬にして居合わせた人々に包囲された。しかし、彼は公然と挑発を続けた。そのため、「大声で叫ぶ(流暢な普通話中国語で!)中国人参加者(山東省泰安市の人物)が詰め寄りTシャツを引っ張り下ろした。すると男はなんとその参加者を殴ろうとした!」

 

警察がその場を収め、事態の悪化は防がれた。人々の罵声を浴びながら男は主催者側が持ってきた上着を着たが、軍国主義のプリントTシャツは参加者たちに踏みつけにされた。

 

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「泰山攝影學校」はしかし、次のようにも言っている。男は恥知らずにも、「俺は日本ではこの服を着てるんだ、中国に来たらいきなりダメだなんて」と言い、更に、小さい頃から日本で育ったと言っていた。「もし現場に警察同志がおらず、秩序維持が出来なかったら、男は今日間違いなくボコボコにされていただろう、特に老齢の市民は怒りが収まらなかったことだろう。」男は警察に現場から連れ出されたが、「あんまりイライラしてると体に良くないぜ!」と叫び余裕を見せた。

 

《泰安晚報》はこれについて中国版ツイッター微博で関連ツイートを紹介。また「こいつが午前つまみ出されたやつだ」と。徐州の公安はこれについて、「このような人物にはもはや何も言葉が出ない、南京大虐殺を忘れたのか?」との評論を発表した。

 

この男性に対しては多くのネットユーザーが、同様の怒りを表明している。彼の服は日本の軍国主義を象徴しており、被害者としての人民が今日彼を許せば、明日にはさらに多くの同様な人物が現れるであろう、との認識を抱いているようだ。しかし、何を着用しようと個人の自由、風紀や法律に違反しなければ他人に干渉すべきでない、となだめる声もある。


↑↑↑↑

http://www.ettoday.net/news/20140907/398482.htm#ixzz3CjyCxojA

 

なんか色々と中国ですね(笑)この記事にFBで反応を示した台湾人たちは…

「日本から送り込まれてきた漢奸は○ね!現場にいたら俺だってあいつを囲んで殴ってるぜ、やりすぎてあいつが逝っちまったらま仕方ねえな。(華人売国奴はいらない) 」

「場所を選ばないから、ザマみやがれ」

イスラエルでナチの服を着られるか?その場でぶち殺されるぞ」

「中国は日本の侵略を一番深刻に受けた国。よりによってこんな不注意な奴がいるなんて、殺されなかっただけ運がいい。下手したら死体までバラバラにされてたぞ。」

「こんな格好してたら日本でも白い目で見られるだろ」

等々

 

 

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日本人「台湾独立の応援に来てやったぞ」台湾人「ザワザワ…!!!」


自由時報が先日、日本からやってきた「台湾建国応援団」について紹介していました。


台湾人は、日本からやってきた「応援団」をどのように迎えたのでしょうか。

 

自由時報電子版のコメント欄には、相当沢山のコメントがついていました。

 

基本的に自由時報の読者層は、「反国民党、 反統一、反中国、反原発」、「 親民進党台湾団結連盟、親独立、比較的親日」といった方々が多いです(いわゆる「緑」)。

 

しかし、歓迎する意見もあると同時に、日本の植民地支配に対する意識を問いかける意見まで、様々でした。


↓↓↓↓

〜「頑張れ台湾建国」 田邊来台 大旗隊、旗を挙げて歓迎 〜

 

日本の「台湾建国応援団」副団長の田邊憲司は、4年前の訪台期間中、玉山(※引用者:日本時代は新高山と呼ばれた、台湾の最高峰)の主峰に登り、「日本は台湾の独立建国を支持する」と書かれた横断幕を広げた。さらに、嘉義市で独立建国の活動に参加した。それにより、馬英九政権は彼の入国を禁止。今年初めにやっと入国制限が解除された。4年の時を経て、田邊憲司は再度台湾へやって来た、そして今日(※引用者:23日)夕方、嘉義市のかつての地へ赴いた。「国民投票台湾護持連盟嘉義支隊」(※引用者:公投護台灣聯盟嘉義旗隊)の10数名のメンバーは、市のランドマークでもある中央噴水ロータリーで旗を掲げて歓迎の意を示した。田邊憲司も日本国旗を掲げて隊列に加わり、日本語で「台湾民主萬歳」と叫んだところ、通りすがりの民衆の注目を集めていたようだ。

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田邊憲司は、彼に随行する元高校教師呂俊輝の翻訳を通じて次のように語った。「再び台湾へ入国できて、台湾には感謝でいっぱいだ。私は台湾人と同じ立場に立ち、台湾独立建国の目標を追求していきます。」呂俊輝は、言う。「馬英九政府は田邊が台湾で政治活動に従事していることと、観光目的での來台申請が合致しないとして、田邊の入国を5年禁止した立法委員陳唐山の協力の下、今年初めにやっと入国制限が解除された。田邊は昨日台湾にやって来た後、今日は早速台南市の成功大學を訪問し、夕方には嘉義市にやって来た。25日には立法院を訪れる。」

 

国民投票台湾護持連盟嘉義支隊」隊長の陳建斌は次のように批判する。「馬英九政府は田邊の入国を認めなかった。しかし、中国人観光客の自由旅行は開放して、彼らは台湾全土にうようよしている。中国国務院台湾弁公室主任張志軍は、25日には台湾を訪れる。支隊のメンバーは彼にピッタリついていき、『台湾と中国は別の国!』(※引用者:一邊一國)と叫びかける予定だ。台湾の将来は、台湾人が決める。」旗を掲げたデモンストレーションは中央噴水ロータリーで行われ、民衆の注目を集めていた。警察も傍で警戒にあたっていたが、活動は約10分で終了、平穏の裡に終わった。

http://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/1038126

 

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記事中、台湾の独立と「建国」とあります。一口に「台湾独立」と言っても、「中華民国」として台湾が独立するのか、「台湾共和国」として新たに建国して独立するのかでは立場に違いがあります。

 

ひろく前者の場合は中国語で「獨台」、広く後者の場合は「台獨」と区別されているようです。

 

さて、確かに独立を支持する台湾人としては、海外からの応援は心強いものがあるのでしょう。しかし、単純に台湾独立派=親日派ではありませんから事は複雑です。

 

確かに、独立派には親日派知日派の方々が多いようです。

 

国民党の独裁体制は、台湾人による台湾アイデンティティーの模索を様々な形で妨害してきました。たとえば、228事件についてはタブー化ししまったり、公共の場での台湾語の使用を封じ込めたり…。自らの支配の正統性を確立するため、台湾人に中華アイデンティティーを植え付けようとしました。

 

国民党としては「お前らは台湾人である前に中国人だ。しかし台湾人は50年もの間、初戦は日本人の奴隷であった。中国唯一の合法政府である中華民国政府の言うことに、黙って従え!中国人としての意識を持て!」と言いたかったのでしょう。

 

そうしたなかで、台湾人が「自分はお前ら中国人とは違うぞ!」あるいは「同じ中国人だとしても、台湾人だからって馬鹿にされる筋合いはないぞ!」と主張する根拠の一つが日本統治時代の評価でした。

 

つまり戦後の台湾人は、「我々は、中国よりもずっと進んだ日本社会で育った。」あるいは、「奴隷であったわけではない。議会設置運動などの抗日運動を通じて、中国人として立派に戦った。」という主張を以てアイデンティティーを確立していきました。(戦後台湾の政治史については、日本語文献では若林正丈『台湾の政治 中華民国台湾家の戦後史』を参照)

 

ですから、台湾人としてのアイデンティティーを持つ方々にとって、日本時代についての理解を深めることは、自分たちのアイデンティティーを模索する上で非常に重要な行為であるようです。ただ当然のことながら、植民地支配を全肯定しているわけではありません。

 

次回は、戦前と戦後をまたいだ日本人と台湾人の交流についてご紹介できればと思います。政治はひとまず抜きにして、日台両国の個々人の交流は、政治的・時代的環境の変化の中でどのような物語を紡いでいったのでしょうか。その辺りをご紹介したいと思います。

 

台湾の政治―中華民国台湾化の戦後史

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新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (小学館文庫)

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二・二八事件―「台湾人」形成のエスノポリティクス

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日本統治下の台湾―抵抗と弾圧

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台湾という新しい国

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台湾美女図鑑〜国防系美女〜

 

東森新聞雲で、台湾美人を発見。

 

相当の美人…!

 

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~ 彼女だ!!空軍地対空兵器は凡て、美女曾婉怡の管理に帰する ~

 

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国防部のスポークスマンが先日、美女の写真をアップしたところ、1万人以上のネットユーザーがいいねを押した。その彼女は、78年度(※引用者:中華民国歴。民国78年は、西暦1989年)生まれの曾婉怡。空軍の地対空ロケット担当だ。商学科卒業の彼女は、本来なら行政職へも行けたが、女性がロケットを学ぶのはカッコイイと思い、ロケット担当に決めた。辛いんじゃないか、というネットユーザーの反応に対して、彼女は答える。もし兵隊が楽しいものなら、どうして人手不足になるの?


(http://www.ettoday.net/album/photo-2-4948.htm)
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二・二八事件―「台湾人」形成のエスノポリティクス

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